FP法人㈱マネーデザインの 中村です。

 台風8号は、今日の朝、関東地方に最も接近する予報です。しかし、予想よりもそんなにひどくならないような気がします。朝には、雨も小やみになり、風も収まっています。その後フェーン現象で、関東地方に関東山地を超えて入ってくる熱い西寄りの風のせいで、猛烈な暑さになるかもしれません。こちらの対策も忘れずに、くれぐれも熱中症に注意しましょう。しかし、関東南部では台風一過とはならず、午後から所々で雷雨になる予報です

 さて、今週はロングステイの入り口と題しまして、ロングステイヤーの心構えや準備等をお伝えしてきました。
 
 今日はその最後の、お金のところです。FPとしては、真っ先にロングステイヤ―が気にしているであろうお金の心配を解決しなければなりません。はたして、現地でどのくらい必要なのだろうか、留守宅の生活はどうだろうか、年金をどのように受け取ったら良いか、、、いろいろな心配は尽きないと思います。
ではそのロングステイプランの中で最も大切なお金の事、予算作成について。

海外で楽しいロングステイライフを過ごすためには、現地で何をしたいのか目的を立て、さらに現地の情報を把握した上で無理のない計画を立ててロングステイに臨みましょう。

その準備段階として、最終決定する前に、是非滞在希望国に下見をし、現地の状況、滞在環境、生活物価水準等を御自身の目で確かめておくことを強くお勧めします。

ロングステイヤ―のマネープラン

家賃などの不労所得がある場合は別として、通常、退職後の収入といえば年金だけの方々が大部分だと思います。2013年10月からの公的年金受給額は、厚生労働省によれば厚生年金(夫婦2人分の老齢年金を含む標準的な年金額)は夫婦で月額228,591円です。(もし、企業年金や個人年金に加入されていた方々は、もう少し上乗せされるでしょう。)

限られた年収の中で、ロングステイを楽しみたいという方は、先ず1年間の収入のうちでどのくらいの額を滞在費用に費やすか、あらかじめ予算を決め、自分の身の丈に合った計画を立てることです。予算によって滞在国や期間を決めて無理のない計画を立てることがロングステイを成功させる道です。いったいいくら使えるのかも把握しないで、旅立ってしまうのはかなりのリスクを伴います。もちろん、だからといってなんでも物価が安い国が一番の選択肢かといえば、そこには多種多様なリスクもあることを認識しておくことも大切です。また、海外滞在中には、当然、日本でのコスト(もし持家ならば固定資産税や車の維持固定費等)もかかります。そのダブルコストも計算に入れておきましょう。

退職者ビザの活用

国によっては、退職者や年金生活者を対象にしたビザを制度化しているところも存在します。そのようなビザを取得するメリットは国によって異なりますが、一番のメリットは、その入国の都度、観光ビザを取得しなくてもその国と日本の間を自由に往復できることです。退職者対象のビザを取得するには、本人の年齢、財産、年金額などの条件が細かく決められています。取得条件は国によって異なり内容も変わりますので、事前の情報を入手したり、必ず訪問する大使館領事館に確認をとることを強くお勧めいたします。

一番関心がある???滞在国の物価は???

海外で滞在する場合、一番気になるものは滞在費=生活費ではないでしょうか。
国によって物価水準も異なりますし住宅費用も異なります。また通貨間の為替の影響も当然あることを計算にいれておきましょう。円安になっていくと、海外で生活をしていく方々にとっては、マイナス要因になります。もちろんいろいろなリスクはありますが、日本より物価の安い国で生活をすることは、同じ金額でありながら日本より豊かな生活をすることができるということです。但し、ロングステイを行うときの前提として、現地の人々と同じ生活レベルで暮すということを忘れないでください。一例として、日本食ばかり食べる、という様な生活パターンを現地でしますと、思わぬ出費となることも覚えておいて下さい。

ロングステイされる方の中には、マレーシアをはじめてとして一般的に銀行金利の高い国では、現地に口座を開設し貯蓄をしている人もいます。年間の利息を活用し、ちょっと贅沢な生活で充実した暮らしを楽しんでいらっしゃるロングステイヤーもおられます。ただし、日本と金融事情が異なります。日本のように銀行は間違えないのだ、という考え方で行くと、思わぬ落とし穴がありますので、あくまでも自己責任で行うことであることは承知しておいてください。

 まさに今日の記事のお金に関するところは、弊社が最も得意とするところです。ロングステイをお考えの方々で、まず資金に関する御相談がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。

では、1週間お疲れ様でした。素敵な週末をお過ごしください。