FP法人㈱マネーデザインの 中村です。

 昨日は、関東南部で激しい雷雨が起こり、鉄道、道路などで障害が発生しました。最近のこのような激しい天候のおかげで、野菜価格が高騰し、特に葉物野菜が普段よりも高くなっているようです。このように私たちの生活に影響を及ぼすぐらい、激しい気象現象になるのは、上空の寒気の影響です。今年は、寒気がずっと居座り、特に関東、東北に大きな影響を及ぼしています。その原因は、大きく蛇行する偏西風の流れの様です。これにより、特に東日本上空に寒気が滞留し、まだ南からの梅雨前年がなかなか北上出来ないのが最大の理由です。この状態がいつまで続くか、はっきりしません。今日は昨日ほどではありませんが、夜関東北部でにわか雨、明日はまた激しい雨になる予報です。

 さて、先週末、弊社主催の収益不動産セミナーを開催いたしました。
 おかげさまをもちまして、多くの方に御来場いただき、終了後のアンケートに多くのありがたいお言葉をいただきました。参加していただきました方々には、改めて御礼申し上げます。

 土曜日のセミナーでもお話させていただきましたが、収益不動産を所有することは、ある意味不動産賃貸業を経営する、ということです。それは一経営者になるということを意味しています。ですので、しっかりと知識を習得し、今後でてくるであろう様々な問題に立ち向かう必要がでてくる場面が必ず出てきます。ですので、しっかり勉強することが必須条件です。勉強する時間が取れない方は、決して手を出すべきではありません。しかし、その勉強は、皆さんが大学受験をしたものと比べて、どの程度かというと、その10分の1にも満たないものだと考えます。さらに今はネットを駆使することにより、必要とする情報は以前と比較して簡単に調べられます。ですので、後は皆さんのやる気次第です。また専門家のアドバイスが欲しい場合、弊社がしっかりとお手伝いいたします。ご自身の勉強と専門家のサポートの両輪で走れば、良い結果が生まれますので、しっかりと知識の習得をしていきましょう。
 
 今週も引き続き、収益不動産のお話を続けてまいります。

 今日のテーマは、収益物件のキャッシュフローの上でとても重要なデッドクロスとそこに行きつくまでの減価償却について、です。

 この部分はとても重要なところですが、少し会計の知識も必要になってきますので、そのあたりも含めて、複数回にわたり、お話していきます。

 まず、建物の減価償却について考えて行きましょう。

 簿記の3級で減価償却の概念を習いますが、収益不動産の建物を評価する上で、この概念を知っているのと知らないのでは、知識の面で大きな差が出てきます。

 減価償却は、建物等の金額のはる固定資産を買った場合、その購入した全額を買った期の損金に計上することは認められず、買った期から複数年にわたり均等に減価償却を行い、最後は1円を残す、という会計のルールがあります。さらに減価償却の方法は、2通りあり(定額法と定率法)、建物は定額法で行うことが決められています。

 また、固定資産の種類によってそれを何年で償却するか(均すか)というルールも決められていて、収益不動産では建物の構造によってその耐用年数が厳密に定められております。
 皆さんが知るべき必要な年数は、以下の通りです。

 RC構造    47年
 重量鉄骨構造 34年
 軽量鉄骨構造 27年
 木造     22年

 例えば、RC構造の物件を新築で5,000万円で建てた場合、その定額法償却率は0.022なので

 50,000,000 × 0.022 = 1,100,000 が1年間の減価償却限度額となります。厳密にいうと、限度額なのでその金額までなら損金として(損金とは、わかりやすくいうと税法上、経費と落とせるものと考えて結構です)計上できる、ということです。

 まずは、減価償却をしっかりと計算できるようにしておくことが、不動産賃貸業を行う上で基礎中の基礎となる概念です。 

 また弊社は、まさにこれから収益不動産をやっていこうか、とお考えの皆様のお役にたてる様、様々な観点からお手伝いいたします。ご遠慮なくお問い合わせください。

 今日は、不動産賃貸業経営の基礎である減価償却とは、という観点からお話しました。

 皆さん、良い一日をお過ごし下さい。