FP法人㈱マネーデザインの 中村です。
 東京は週末2日ともよい天気でしたね。外にいた方々は、少しの時間でも日焼けしてしまったのではないでしょうか。紫外線もとても強く、特に昨日は関東は内陸部で35度いじょうの猛暑日となってしまいました。また東京で6月初旬に3日続けて30度以上は、戦後2回目だそうです。今日も30度超えは間違いなさそうですので、記録になりそうです。ただ真夏と違うところは、湿度が低いことです。これで幾分助かっています。大陸育ちの高気圧に覆われているので、カラッと晴れて、空気も乾燥して、真夏と違って少し楽ですね。今日も昨日同様な蒸し暑さになりそう。体が慣れていないので、こまめな水分補給をして、熱中症対策を。
 さて、今日は住宅ローンの種類の中でフラット35をご紹介します。
 これから住宅ローンを借りようかと考えていらっしゃる方々は、フラット35という商品名はお聞きになったことあるでしょう。フラットというくらいなので35年間固定金利で借りることができます。取り扱い金融機関は、銀行だけでなく、住宅ローン専門会社から借りることも可能です。
 過去は、住宅金融公庫、住宅年金、それとプロパーの銀行融資が代表格でした。これのうち一つを選択するか、または組み合わせて借りるパターンが多かったように思います。
 ご存知の通り、住宅金融機構が2007年(平成19年)4月1日から組織変更し、住宅金融支援機構となって、フラット35などの商品の開発し、フラット35を借りたいお客様は、各金融機関から融資をしてもらうという手順に変わりました。
 フラット35には買取型と保証型の2種類があります。
 買取型は従来から販売されている商品で、金利・事務手数料以外はどの金融機関も同じ商品構成になっています。
 
 保証型は金利・事務手数料以外の団体信用保険・繰上返済手数料・繰上返済最低額・保証料なども金融機関が独自に設定しており、買取型よりもお得になる場合があります。
 住宅金融支援機構のフラット35のサイト
 www.flat35.com/index.html
 2014年5月の金利動向は次の通りです。
 2014年4月と比較して、フラット35の2014年5月 平均金利は 0.019%低下して1.769%となりました。今月の平均金利はフラット35史上最低金利を更新しています。これまでのフラット35過去最低金利は2014年3月の1.779%ですので、丁度0.1%の記録更新となります。
 昨年の9月以降継続している2.0%以下の低金利は9か月連続で継続。更に2013年11月から見れば、7ヶ月連続で1.7~1.8%台の平均金利推移も継続しており、安定した低金利が継続している状況と言えるでしょう。フラット35の金利推移の中で、1.7%台の平均金利は今月を含め過去に3回しかなく、特別に低金利な状況でもあります。
 このような状態ですので、金利だけから見た住宅購入のための条件下では、フラット35は借りるならまさに今が最大のチャンス!です。
※取り扱い金融機関数 195
 各金融機関の金利比較でいつも参考にさせていただいておりますデザイン工房雅様のサイトです。
 http://www.dkmiyabi.jp/cad/riritu8.html
 これをみると先月からさらに2BP 下がっている金融機関が多いように見受けられます。
 フラット35だけでも1冊の本が書けてしまうほど奥深いので、借りる予定のある方は、じっくりと研究する価値は大いにあると言えましょう。
 では、良い1週間のスタートを