FP法人㈱マネーデザインの 中村です。

 首都圏は昨日曇りがちの天気だったので幾分過ごしやすい一日でした。いよいよ梅雨前線が関東にも近づいてきて、今日にも梅雨入りの発表があるかも知れません。東京の今日の予報は一日雨。それも夕方からかなり激しく降る予報です。しっかりとした大きめの傘をお持ちになることと、気温も少し低めなので、外出時ははおるものをお持ちになることをお勧めします。

 今日は、疾病、けがなどで働けなくなったときに、生活費をサポートする保険のお話です。
 
こんなにかかる生活費・住宅ローン

 昨日お話したとおり、病気やけがが原因の長期就業不能時の収入の減少は、大変な負担になることは容易に想像できると思いますその大きな理由は、収入が減少しても生活費・住宅ローンは変わらないからです。

 では、大体の平均的な勤労者世帯の生活費はいくらぐらいなのでしょうか?

勤労者世帯の1ヵ月の生活費は、平均約32万円。

 その内訳として、勤労者世帯(うち住宅ローン返済世帯)の1ヵ月の住宅ローン返済額は、平均99,211円となっています。
※全国、2人以上の世帯(農林漁業世帯含む)のうち勤労者世帯の結果

病気や怪我で働けなくなった時、住宅ローンや生活費、お子さまの教育費などに加え、あなた自身の治療費やリハビリなどにかかる費用が重くのしかかってきます。

住宅ローン返済を考えた保険

 そこで、提案するのは住宅ローンの返済を考えた2つの保障(安心)です。一つは一昨日このコラムに書きました、死亡・高度障害時の住宅ローン返済に充てる団体信用生命保険。これは住宅ローンを買い入れている方は大部分が加入しています。例えばフラット35で団信に加入されている方の割合は約90%以上だそうです。

 「団体信用生命保険に加入しているから、何かあった時には大丈夫!」・・・といえそうですが、実は団信はすべてのリスクをカバーしているわけではありません。あくまで団体は、死亡や高度障害リスクをカバーするのであり、病気やケガによる働けない状態、すなわち就業不能リスクまではカバーできていないのです。

就業不能リスクをカバーするのは債務返済支援保険
 病気やケガによって就業不能となり、住宅ローンが返済できない・・・。住宅ローン返済が家族にも大きな負担を強いることとなってしまうのが、就業不能状態となった場合です。

 前にも述べたように、団体信用生命保険ではこのリスクはカバーできません。そうしたニーズに応えるために、「債務返済支援保険」が存在します。

 債務返済支援保険では、病気やケガにより住宅ローンの返済に困窮した場合にローンの返済をサポートしてくれます。団体信用生命保険とは異なり、返済途中からの加入も可能となっています。通常、免責期間があり、病気やケガで就労できなくなった状態が継続して30日を超えた場合に、31日目から保険金が支払われることとなります。

 就業不能状態であれば必ずしも入院は必要でなく、自宅療養中でも保険金の受け取りは可能です。一般的に、保険金の受取期間(補償期間)は3年ないし5年となっています。住宅ローン返済における就業不能リスクをカバーしたい方にはうってつけの保険といえますが、5年以上の期間は補償の対象とはなっていません。

住宅ローン返済に限定しない『住宅ローンサポート保険』
 しかし中には、病気やけがが原因で就業不能となった場合に、住宅ローンの返済さえすれば大丈夫か?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。住宅ローン返済以外にも、通常の生活費や入院による治療代などの一時的支出等様々な費用はかかってきます。会社経営者の方や個人事業主の方など収入が変動しやすい方にとっては、就業不能によるリスクのカバーは必須といえます。実は、住宅ローン返済に限定せず、生活費もカバーできる、そんな保険もあります。一例としてあげるのが、日立キャピタル損保の扱う『住宅ローンサポート保険(長期就業不能所得補償保険)』です。

 住宅ローンサポート保険では、病気やケガで就労不能状態が続く場合、最長60歳まで毎月保険金が支払われます。通常は医師による診査は不要、告知書のみで加入できます。また、入院中だけでなく自宅療養中も補償されます。平均月間所得額の最大60%を支払い続けてくれる頼もしい保険といえるのです。

 しかし最大60%では生活費が賄えるのか不安・・・そう思われる方もいらっしゃるでしょう。ここでいう平均月間所得額は、手取り金額ではなく、税引前の年収(ボーナス含む)を12で割った金額になりますから、補償額としてはかなり充実しているといえます。本人の希望により保険金月額を設定できる点も魅力的であり、実際に就労不能になった場合に必要な保険金額がいくらなのか、いくらが妥当なのかを算出したうえで加入を検討することも可能といえます。

 マイホームを守るための保険として、団体信用生命保険に加え、住宅ローン返済以外に生活費なども補償対象となる『債務返済支援保険』や『住宅ローンサポート保険』のご加入を検討されてみてはいかがでしょうか。

 では、今日も良い一日を!!