FP法人㈱マネーデザインの 中村です。

昨日は、予報より天気がよい方に外れて、東京近辺では雨が降りませんでした。今日も昨日同様、雨の心配は関東北部山沿いに限られ、平野部や都心周辺では少し日が差す予報です。この晴れ間を有効に使いましょう。金曜日からは、いよいよ梅雨前線が北上し、本格的な梅雨空になりそうです。今までのは寒気による、激しい雨、今週末からは、梅雨前線による雨で、同じ雨でも種類が異なる感じです。

今週も引き続き、収益不動産のお話を続けてまいりますが、昨日国税庁から相続税、贈与税の課税標準の基礎となる土地の路線価が公表されましたので、この話題に触れておきます。

路線価からおおよその土地の売買金額が算出できる

相続税評価額は、公示地価の約8掛けというのが、よく知られたルールです。この公式を使い、相続税評価額を0.8で割戻すと、公示地価が出てきます。さらに公示地価は土地の時価の95%ぐらいといわれていますので0.95で割り戻すと、大体の売買価格が計算されます。

ちなみに路線価とは・・・

路線価とは、相続税の計算をする時に使うものです。土地は時価を計算するのが原則ですが、すべての土地の時価を計算するのは大変です。そこで税務署は道路に値段をつけました。これを路線価といいます。この値段に土地の面積を掛けて土地の相続の評価を計算します。これは勿論毎年変わります。

ここで相続税改正のおさらい

数十年にいちどと言われている相続税の改正で、ここでの最大のポイントは基礎控除の見直しです。皆さんすでに新聞、雑誌等でご覧になっていると思いますが、現行の(5,000万円+1,000万円x法定相続人の数)が来年1月1日より、(3,000万円+600万円x法定相続人の数)に引き下げられます。これはおおよそ4割のダウンです。これにより今まで相続税とは無縁だと思われていた方々も、都市圏に住宅地を持っていれば、対象になる可能性が出てきました。

路線価の上昇

今回の路線価の発表で、三大都市圏では土地の価格が上昇しており、当然のことながら課税される資産も増えることになります。この影響は少なくありません。今のところ、東京都内の場合、相続税の課税割合は7-10%といわれていますが、来年以降この%が倍増するのではないかとも言われています。ですので、皆さんもここで一度保有資産の棚卸をなさることをお勧めいたします。

資産の棚卸

資産の棚卸とは、今皆様方がお持ちの現預金、有価証券、生命保険、土地、建物等を洗い出し、それを評価することです。これにより、今回フォーカスされている相続税の対策にも使えますし、いざの時にスムーズに行動ができます。また今回の相続税課税強化にあたり、前もっての対策、例えば土地や保険の有効活用、贈与税の活用など様々な方法を模索できます。ここで私たちFPが御相談にのることができれば、オーダーメードのご提案をさせて頂きます。

また、次の機会にネットを使って、簡単に相続税路線価を求めるやり方をご紹介してまります。

では、今日も素晴らしい一日をお過ごしください。