FP法人(株)マネーデザインの中村です。

土曜日は好天に恵まれ、絶好の行楽日和でしたが、日曜日は予報に反して雲が多めの天気でした。皆様はどこかにお出かけになりましたか? 私は、土曜日久しぶりのお茶会に出席してきました。秋の設え(しつらえ)でお客様をお迎えして、凛とした空間の中と好日の中、一服のお茶をいただくのは、ひとときの贅沢以外の何物ではありませんでした。

今日も晴れ間がのぞく天気で、ここしばらくは天気が続く予報です。ただ、寒冷前線の通過後、寒気が流れ込んできて、水曜日あたりはかなり冷え込みそうです。

先週から相続をキーワードに、Blogを更新し続けておりますが、今日は「いかにして御両親に相続の話を切り出すか」をテーマにお話ししていきます。

相続は、今までの人生をご家族のために一生懸命支えてきた御両親と、その意思を引き継ぐお子様たちとの最後のコミュニケーションの場と考えます。その最後の場を御両親は「争続」にならない様、強く念じられているに違いありません。

まず、相続では何より故人の遺志が強く尊重されます。それを意思表示したものが「遺書」です。これは「争続」にならないための最も有効な手段です。

「遺書」を残す割合は、相続が発生したケースでの約1割といわれています。これは、ご両親からすれば、自分の死と向き合うことになり、当然のことながら愉快なことではありません。

愉快でないことをするのは、どうしても後回しになるのは人間の性です。

下に主な年齢の平均余命(その年齢の方々が後、何年生きるか、表した表)の表ですが、75歳の方ですと男性は後11年、女性は後15年生きることになります(平成25年簡易生命表から)。

↑ 平均余命(2013年簡易完全生命表から)

その子供世代の50代からすると、そろそろ相続税対策を考えたい時期でもあります。

相続を考える時に、まず親の相続財産がいったいいくらなのかを把握するところから始まります。

そこに話を持っていく方法として、今後の御両親の最後のライフプラン(弊社ではこれをエンディングライフと呼んでいます)の作成を切り出すのも一つの方法と考えます。例えば、介護が必要になったらどうするのか、その時いくら必要になるのか、施設はどんなところが希望か、終末医療の延命措置について、そして人生の最後の節目である自分の葬儀はどんな風にしたいのか、お墓は今までのところにするのか、もっと近いところに移すか、これらはすべてお金が絡んできます。

ご両親たちもご自身のエンディングライフをいかに精神的にも物理的にも充実させ、最期に悔いのない人生だった、として迎えたい、という気持ちは強くお持ちだと思います。

これらのエンディングライフにかかるマネープランを作成し、それと同時に相続も話す、というのが現実的だと思います。

御両親からはお子様に切り出してくれれば、話はスムーズに進みますし、お子様からは今まで述べたように、ご両親のエンディングライフを考えようか、という話の持って生き方をすると、ご両親、お子様両方の未来を一緒に考えるきっかけになるのではないでしょうか。