FP法人㈱マネーデザインの 中村です。

 一昨日、昨日と台風11号の影響は、多方面にわたっているようです。まだ、昨日日曜日は台風が上陸した当日なので、被害状況があまり明らかになっていませんが、一夜明けてみると、いたるところにその爪痕が残って被害が大きくなっているかもしれません。
私が大学時代、大型台風が通過した翌日、当時住んでいた近くの利根川の支流である小貝川という一級河川が決壊し、近くの高台の小学校へ避難した記憶があります。このように、台風一過で風雨は収まっているように思えますが、河川の増水はこれからです。今後の洪水情報には注意しておきましょう。

さて、今日から相続税に関する基礎知識とそれを解決する一つの方法としての賃貸併用住宅についてお話していきます。

1相続税の基礎

私の6月16日~6月20日までの間に、相続税の基本的な部分を記したBlogをアップいたしました。記事の内容は、そもそも相続とは、から始まり、法定相続人と相続する順番、単純承認、限定承認、相続放棄について、そして遺言書の種類などを説明しました。
最近、街の書店に行きますと、相続税マップと銘打った本がひら積みされています。皆さんご存知の通り、来年1月1日から相続税の基礎控除と税率が改正され、今まで相続税がかからなかった方々も、都内及び周辺3県のごく一般的な土地、家屋を相続したケースで課税対象になる可能性が高まって来ました。

2 平均余命の急激な伸び

 皆さん、平均寿命という言葉はよくお聞きになると思いますが、平均余命はあまりなじみのない言葉かもしれません。簡単に言うと、平均寿命は0歳児が平均して今後何年生きるかを示したもの、平均余命は現在60歳の方が今後何年間平均して生きるかを示したものです。

平均余命についての統計は、厚生労働省平成24年度簡易生命表をダウンロードすることによって、わかります。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life12/

これによると、60歳の平均余命は、男性22.93歳 女性28.33歳になります。
いうまでもなく、少子高齢化の時代で、これから退職後の生活を公的年金だけに頼ることが、どれだけリスクになるか、真剣に考えなければいけない時代になって来ました。
逆説的な言い方になってしまいますが、老後に対してきちんとした準備をしておかないと、長生きすることがリスクとなる時代であるということです。

3 長生きリスクを回避する方法

  公的年金だけに頼らず、老後の生活を少しでも安心にする方法は、いくつか考えられます。

(1) 働く期間を長くすること
もし、現在お勤めの会社が定年延長制度を導入しているなら、一番現実的かも知れません。しかしすべての方がこの制度を使える訳ではありません。

(2) 確定給付年金、確定拠出年金に加入すること
もし、現在の勤務先でこの制度があり、未加入なら、もう一度調べてみる価値はあります。また、個人の資格で加入することもできますので、そのあたりも調査するのもお勧めです。

(3) 個人年金に加入すること
生命保険会社で販売している個人年金の商品を購入することも解決方法の一つです。 個人年金という名前だけでなく、貯蓄性の高い商品を選択肢に加えることを考えるべきです。

(4) 不動産の活用
もし不動産をお持ちの場合、有効活用をすることによって、公的年金に加え、家賃収入を生活収入のもう一つの柱にすることです。

今日は、長生きリスクを回避する方法としていくつの手法をあげてみました。これからそれぞれの具体例をお話してまいります。

では、今日も良い一日、そして素敵な一週間をお過ごしください。