FP法人㈱マネーデザインの 中村です。
サッカーはご覧になりましたか?私は早起きしてLive で見ました。残念な試合でしたが、特に前半は前へ前への気持ちが強く出て、アグレッシブに行けて良かったです。後半は、弱点のディフェンスをうまくつかれ、残念な結果に終わってしまいました。しかし、よく戦って、日本中を熱くしてくれた選手たちには、感謝の気持ちでいっぱいです。堂々と胸をはって帰国してきて下さい。
 
 今日も昨日同様なにわか雨の予報です。さらに昨日よりも地上と上空の気温差が広がり(昨日39度台、今日40度台)昨日より大気の状態が不安定です。まだ今年、梅雨前線がなかなか北上せず、北からの寒気が流れやすく、とても不安定な天気が続きます。これもエルニーニョが原因なのでしょうか。これだけ続くといささかうんざりします。
 月曜から、今週末の弊社開催セミナーと連携した企画で、収益不動産の持つ上での様々なポイントを連載しております。
 今日のテーマは、借入金の金利上昇にどう対応するか、です。
 今、日本の金利は歴史的な低金利時代だということは、皆さんご存知だと思います。収益不動産をはじめようとお考えの方々は、必ずExcel等を使い、キャッシュフロー表を作成すると思いますが、まず借入金金利が何パーセントまで上昇したら、キャッシュフローが0になるか、損益分岐点をハッキリさせる事が肝要です。金融機関が融資をするときでも、金利上昇を前提としたシナリオを前提としており、おおむね4%までの金利上昇に耐えられることを前提に融資を行います。金融機関によっては、10年固定、15年固定といった当初期間が固定金利で融資できるところもあります。また、当初変動金利で借り入れても後に固定金利に切り替えることを相談できる金融機関もあるようです。
 一つの指標として、10年物東京円金利スワップを見てみると、最近は下降の一途をたどっており、2013年6月18日クローズ時点では、0.80%と非常に低い金利となっています。尚、あくまで過去の例ですが、金融機関はよほど大きな金利水準変更が無いかぎり、顧客向けの金利を市場に連動して値上げすることは稀です。(将来についてはわかりません)
 大体、収益不動産を実行されているお客様の9割以上の方々は、変動金利を選択している感覚です。
 また金利キャップ等のデリバティブを使って変動金利をヘッジすることは、コストがかかりますので、あまり現実的ではありません
 
 弊社は、まさにこれから収益不動産をやっていこうか、とお考えの皆様のお役にたてる様、様々な観点からお手伝いいたします。ご遠慮なくお問い合わせください。
 今日は、不動産投資と融資の観点からお話しました。
 皆さん、良い一日をお過ごし下さい。