FP法人㈱マネーデザインの 中村です。
 首都圏は昨日午後から晴れ間が見えてきて、とても蒸し暑かったですね。この時期少しでも晴れますと、一気に気温が上がります。まただんだん蒸し暑さが不快に感じる季節になって来ました。今朝ももあっとした感じ。梅雨の前触れの気配です。まだ後1週間以上、梅雨入りまでありそうですが、徐々に暑さ対策をして行く必要があります。
 
 さてサッカーWorld Cup の壮行試合、日本対キプロス この蒸し暑さの中選手たちは大変だったと思います。ザック監督のインタヴューで、昨日の練習で選手たちにかなり負荷をかけていたので、今日は皆体が重かったかも知れない、と答えてました。私は残念ながらLive放映は見ることができませんでしたが、多分Liveでしたら興奮したでしょうね。出来ればWorld Cup 予選はスポーツバーで応援したいですが、日程的に難しいか。
 さて、今日も、前回に引き続き不動産購入について色々お伝えしていきます。
 今日は題して、ズバリ「今、経済情勢からみて家は買い時か???」。
 昨日のコラムの中で、タイミングに関して考えるべき観点を二つご紹介しました。一つは皆さん個々の家庭状況にかんがみてのタイミング、そしてもう一つが、経済環境としてのタイミングです。今日はこの二つ目の経済環境についてお伝えしていきます。
 では、そのお答は、ズバリ 「経済面からのタイミングでは今が買い時と言える!!!」
 皆さん最初に考えることは、まず住宅ローン金利が過去と比較して、高いか低いかということです。借入期間が20年~35年と長期間にわたりますので、いかに低金利の時に借入を起こせるかがポイントです。
 1990年から現在まで、住宅ローンの代表的変動金利の推移を見て行きましょう。一番高い時期は1990年、バブルがはじけた年です。この時が約8.5%です。この時期は住宅ローンの変動金利が固定金利を上回っていました。
 現在は、というと変動店頭金利で約2.475%、ここから実際は優遇金利としてマイナスされますから、キャンペーン金利では実質0.8%-1.2%ぐらいで借りることができます(属性にもよります)。一度どこかでその推移をお見せしたいと考えていますが、これは過去借入を起こした経験のある方からすると、「なんて有利な金利だ!!!」と叫びたくなる位の水準です。
 また税制面での優位性もあります(2014年4月~)。
 いつくか上げてみると、
 1.住宅ローン減税が最大400万円(認定長期優良住宅、認定低炭素優良住宅は500万)
 2.贈与税非課税枠が500万円(省エネ性、耐震性を満たす住宅は1,000万円)
 3.相続時精算課税制度の非課税枠(いわゆる税金の繰延)が2,500万円
 
など、かなりお得な優遇制度が設けられています。消費税Upはありましたが、現在の税制面での住宅取得の公的援助はかなり高い水準にあると考えます。
 ですので、冒頭にお話した通り、今は経済環境の側面から見たタイミングとしては、「今が買い時」 と言えます。
 明日は、ためになる住宅ローンのお話をしていきます。
 では、良い一日を!!