こんにちは。マネーデザイン・寺沢です。「50代、貯金なしでマンションを買う」と聞くとそりゃ難しいだろ!といわれそうです。が、どこがどう難しいのか、突破口はどんなところにあるのか、について考え、最後は賃貸との比較をしてみます。
住宅ローンについて
やはり、一番のハードルは住宅ローンが組めるかどうかがポイントです。住宅ローンを組んでマンション・戸建てを購入した人たちの多くは20、30代です。当然ながら「時間」を味方にできています。50代で住宅ローンを組むことの最大の欠点は「時間」を味方にできないことです。50才からローンを組むとしたら、現在の定年延長の流れ、または個人で事業をなさっている方で考えたら20年完済でしょうか。
返済額について、りそな銀行のサイトで2000万円を20年返済、頭金なしで計算してみますと、変動金利0.47%で月々87,000円、固定金利1%で月々92,000円になります。1500万円ならそれぞれ65,000円、68,000円です。返済期間を35年に設定できれば、同じ返済額で3400万円くらいまで借り入れ可能となります。
そして、一人で返済するのが厳しくてローンをあきらめるのなら、共同で返済する方法を考えましょう。親子で返済するリレーローンをよく耳にしますが、同居人と一緒に組むペアローンや自分の死後、物件を売却する前提で契約するリバース・モーゲージなど、様々なローンがあります。
詳細は別の機会に譲ることにしますが、簡単に諦めず当社にまずご相談ください。お客様が思っておられる以上にいろいろなローンがあります。
マネーデザインでは、各種の多彩な住宅ローンに精通したスタッフ/パートナーが、お客様の環境、条件などに合致した最適な住宅ローンをご提案いたします。 ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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お住まいの構造をご自身の老後を前提に考える
今現在、40代か50代の方を対象に執筆しています(私・寺沢は48才です)。まだまだ健康状態は良好、と思っておられると思いますが、ローン完済時に70才になっておられれば、そろそろご自身の老後の生活を考えたマンションを購入しなければなりませんね。
予算を考えると中古マンションを選択することになると思いますが、ローン完済後、リフォーム工事を行い、トイレやお風呂に手すりをつける、段差をなくす、等を最初から考えた住まい選びをすべきです。もしかしたら、車イスがないと暮らせない体になっているかもしれません。
マネーデザインでは、通常のマンション、一戸建てからバリアフリー、ペット入居可など、お客様のご要望に応じて、様々なタイプの住宅をご紹介、斡旋させていただきます。 ぜひ、お気軽にご相談ください。
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老後の生活から賃貸物件との比較を考える
ここまで、住宅ローンの検証と物件選びについて考えてきました。ここからは、70才からの生活、いわゆるリタイア後の生活を考えてみます。70才まで働くことになるとして、住宅ローンとは別に、NISA等・非課税特典を活用した老後資金の貯蓄をおススメします。
月々2万円を複利・年間3%で20年間運用したら6,448,800円になります。ちなみに現在の普通預金であれば、金利ほぼ0%で約480万円。もし複利5%運用が成功すれば793万円(!)です。
ご自身が介護を要する体になった場合を想定してみましょう。運用で得たお金をもとにホームに入居し、マンションを賃貸にして生活する、というプランも考え得ると思います。
最後は駆け足になってしまいましたが、是非、当社にご相談ください。
老後も視野に入れた物件探しとライフプラン作成をお客様と同年代のスタッフが自分のこととして考えます。
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