老後は都心のマンションがおすすめ?駅近のメリットや生活コストを解説

都心のマンションは若い夫婦や今時の生活スタイルを好む人におすすめされることが多いですが、実は、老後の生活でもメリットが大きいのはご存知でしょうか。ここでは、老後に住むなら都心のマンション、特に駅近のマンションがおすすめな理由をご紹介します。

老後に都心マンションを選ぶ理由

老後の住まい選びに都心を選ぶ理由として病院等、老後に必要な生活インフラが近くにあることは最も重要なポイントです。都心に住むメリットであり、同時に郊外や田舎暮らしのデメリットでもあります。

「ちょっと病院まで」と、高齢者となった自分が車を運転し、通院する姿を想像してみてください。最近、よく耳にする高齢者の操作ミスによる交通事故も頻発しています。

しかし毎回タクシーを使うのは大変です。都心なら徒歩5分程度の医院というのはごく普通ですが、田舎暮らしはそうはいきません。私の親戚にも田舎への移住を希望し、断念した人がいましたが、理由は医院が近場にないことでした。

また、数分の歩行も困難な場合であっても、都心なら介護タクシーが呼びやすいです。 

次にマンションの資産価値について考えてみます。都心ならではの良さは様々あります。人生100年時代の中で、どんなことが起きるか予想はつきません。介護施設に移らざるをえない、引っ越しを余儀なくされるアクシデントが発生するなど、想定していなかった事態が起こりえます。売却するにせよ、賃貸するにせよ都心の不動産は手堅い財産と言えるでしょう。

都心に住むもう一つのメリットは、心の健康、言い換えればずっと若い気持ちでいられることだと思います。都心はやはり若い年齢層が多いのも事実です。流行の先端を行く若者の近くにいればごく自然と若くなりませんか?お孫さんが「都会に住むカッコいいおじいちゃん」のマンションに遊びに来ることを想像してみてください。都心に住む自分の部屋に閉じこもらず、たびたび外出し都会と流行を満喫できます。

そして、都心のターミナル駅。最近話題のデパ地下に行けば日本中のグルメが楽しめます。「うまいもん」は田舎に行かなくても食べられます。

最近、都心では以前見かけた外国人観光客がコロナの影響でほとんどいなくなりましたが、コロナ収束後、これからまたたくさんの観光客が来日すると思います。自室の空き部屋をゲストルームにしたらどうでしょうか?リタイヤ後の副収入を得る手段にもなりますし、何より退屈しません。

このように、ちょっと想像しただけでも老後に都心に住むメリットはたくさんあります。

駅近マンションの利点とは生活コストについて

ここまで都心マンションのメリットを述べました。

似た内容になってしまうかもしれませんが、駅近マンションについて書いてみます。

駅近の魅力は生活の利便性です。徒歩数分の範囲で大体のものが揃います。車の運転も必要ありません。

そして、マンションの資産価値を考えた場合も駅近物件は大きな利点となるのはいうまでもありません。

生活コストを考えた場合ですが「郊外は物価が安い」と思いがちですが、本当にそうでしょうか。車を持たず、日用品は近所のスーパーで買い、ちょっとしたものは通販やネットショッピングで購入する生活でしたらそんなに大差ないと思われます。

一般的にいわれている都心―不動産業界ではCMMと呼ばれている千代田区・港区・中央区。

それに副都心といわれるお台場・大崎・渋谷・新宿・池袋・上野・浅草・錦糸町・亀戸など。場所によっては思っている以上に坂が多かったり、またオフィス街である場合、平日と土日の「街の姿」が違っていたりします。

我々はお客様の都心での老後生活のお手伝いと考え、マネープラン作成は無論、「足」を動かしてその街の生活のしやすさを「70代の目」を意識してお客様の物件探しのお力になれれば、と願っています。

執筆者 寺沢 泉
行政書士・フィナンシャルプランナー2級・宅地建物取引士・測量士補