金融庁より2017年3月に公表された「顧客本位の業務運営に関する原則」(フィデューシャリー・デューティー)を受け、私たち株式会社マネーデザイン(以下MD)が大切に思う価値 (Values) の「顧客第一主義」「誠実性」と同じ価値観をもつものであると確信し、創業理念、ミッション・ビジョン・バリューを掲げることを採択いたしました。それらをお客さまに広く確約するため、お客さま本位の業務運営に関する宣言を 2020年7月1日付で公表します。

【顧客の最善の利益の追求】

  • 私たちは、高い志、高度な専門性、妥協のない誠実さとそれを支える健全な心身を保ち、お客さまの最善の利益を最優先で求めます。
  • 私たちは、お客様の人的資源を第一に考え、お客様の人生を実現するために必要不可欠な「お金」をどのように活用していくか、常に考えます。
  • テクノロジーが日々進化していく中、様々なツールを使いながら、妥協のない誠実さ、お客さま本位の視座と行動、これらが生み出す良質なプロダクトとサービスにより、お客さまの最善の利益をもたらすこと、そして、お客さまからの信頼を得ること、これこそが私たちが持続的な成長を実現するための必要条件であると理解し、行動します。そして、これらを磨き続け、高め続けることによって、人生100年時代を生きるお客さまに貢献しうる存在となります。
  • 私たちがこの社会において果たすべきミッションは、「FPの知識をフル活用し、お客様一人ひとりの幸福度をUpさせる」と定めます。
  • お客さまの想いが、人生において主役となり、お金を自分や周りの人や社会、世界のために上手に活かしていくこと、そのような関係を私たちは作っていきます。

【利益相反の発生しない仕組みの追求】

  • 利益相反、つまり、私たちが収益を得るために、お客さまが不利益を被る、そのようなサービスの構造とならないよう、その可能性について適切に把握し、お客さまへの悪影響を排除します。
  • 不動産仲介を行うにあたり、取引の回数を増やすことや売手、買手の両社から収益を得ることを目標にする仕組みにはいたしません。私たちにはお客さまに不必要な取引を行うというインセンティブは働きません。

【手数料・報酬を明確に】

  • サービスの対価としてお客さまが支払う手数料・報酬は、お客さまが理解し、納得できるものである必要があるという認識のもと、手数料・報酬体系を、簡素化し、どのようなサービスの対価であるかの情報を、わかりやすく、適切に提供します。
  • 提供するサービスの内容やお客さまの資産規模等に応じた公平かつ合理的な手数料・報酬体系を適用します。それらを、常にオープンにすることで、お客さまが最善の選択をできるようにします。

【大切なことをわかりやすく】

  • サービスにおけるコスト、リスク、リターン、提案の根拠、取引条件、比較情報、等、サービスを利用する際に重要となる情報を、お客さまにわかりやすく伝える工夫を、十分にいたします。

【お客さまにふさわしいサービスを】

  • 私たちは、お客さまを知り、理解する努力を継続します。お客さまのニーズを、状況を、経験を、想いを理解し、よりふさわしいサービス作りを行います。
  • お客さまの想いが、人生において主役です。主役の生活をより豊かにする「お金」と、よりよい関係を築くことで、一人ひとりが自分らしく生きてけるよう、価値のある情報や考え方を積極的に共有していきます。

【この宣言を遵守するための体制】

  • 私たちは、大切に思う価値の筆頭として 「顧客第一主義」 を掲げます。単に言葉だけで終わらず、真に揺るぎないお客さま本位を、企業の根幹と位置付けます。
  • 従業員・ステークホールダーが、高い志、高度な専門性、健全な心身を保つ仕組みを維持するため、お客さま本位を軸としたガバナンス体制を構築し維持します。

【SDGsを大切に】

  • SDGsとはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標))の略で、2015年9月に国連で採択された宣言により、2030年までに各国が17の目標を達成するよう採択されたものです。新型コロナウィルスにより、世界中の価値観が一変しました。今後これら17の目標が、人類と新型コロナウィルスが共存していくカギになると考えます。ニューノーマルといわれる「新しい生活様式」をいかに確立していくかが大切な世の中になると確信しています。強制力のあるものではありませんが、弊社でもできるだけこの思考を大切にして、持続可能な世界を目指す一助を意識して活動していきます。
SDG picture