50歳 万が一に備える生命保険

50歳から、身体的なこと、精神的なことが、下降線に入ってくることは致し方ありません。 生命保険は、これをリスクととらえ、いかにリスクを最小限に抑えるかを目的とする金融商品です。


まず、真っ先にすべきことは、今ご自身が加入されている生命保険が、何で、 何の目的で入っているか、すべて自分の口で表現できるか、から始まります。


実は、この基本的なことができていない方が多いのも事実です。


これが、言えない方は、無駄な保険、現在の医療体制にあっていない保険に加入している可能性が高いです。

無駄な保険は、やめることが一番です。その掛け金を資産運用にまわしたり、 自分のお小遣いにしたりして、生き金にすることが大切です。


ただし、今まで掛けてきた保険料が無駄になる可能性もあります。そうです。 保険のやめ方も色々なやり方が、あるのです。これこそ、弊社の 生命保険のセカンド・オピニオン制度です。

生命保険のセカンド・オピニオンとは

医療の分野で、かかりつけのお医者さんに診察に行きました。患者本人としては、 いつもとちょっと違うな、と思って受診しています。しかし、かかりつけのお医者さんは、 「ではいつもの薬を出しておきましょう」と言い、そこで診察は終わります。


しかし、本人は、なんか気持ち的にすっきりしません。「何か違うぞ、今までの感覚と違う」と 感じています。この時に、別の医療機関を受診して、別のお医者さんの意見を聞くことを セカンド・オピニオン、といいます。

すでに加入している生命保険もこのやり方を当てはめてみるのです

弊社では、もしご加入している生命保険が、ご自身やご家族のためになっているケースは、そのまま継続して いただきます。

もし、ご家族やご自身の変化があれば、その変化に合わせて保険を見直しする必要があります。

以下が、保険の見直しが必要なケースです。

1 ご自身や、ご家族の家族構成、体調の変化
2 新たな生命保険商品の開発により、よりフィットした商品への移管
3 保険を解約もしくは払い済み、失効する場合、その適切な方法
4 法人の財務状況の変化による、よりフィットした生命保険商品への移管
5 相続が発生しそうな場合の、生命保険を使った納税資金の準備
6 相続の分配に生命保険を使う場合

生命保険の種類

上で、ご自身やご家族がどのような生命保険に加入しているかが、大切だと述べました。しかし、 生命保険の種類がわからないと、その良しあしが判断できません。


そこで、生命保険の種類を、あげてみましょう。

生命保険は、大まかに上記の分類に分けられます。したがって、今ご自身が加入している生命保険が どの種類なのか再確認するところから、初めてはいかがでしょうか。

生命保険で備えたいリスク

この図は、生命保険でカバーできる5つのリスクの模式図です。しかし、そのリスクの度合いは、 それぞれで異なるはずです。


例えば、この中で一番高いリスクは、万一(死亡)です。しかし、これはご家族がいる場合であり、もしおひとり様 の場合は、高いリスクとはみなしません。どちらかというと、就業不能や身体障害・要介護、病気・けがの方が怖いかもしれません。 また、老後資金は、運用でためるという選択肢もあってもよいかもしれません。


このように、おひとりおひとりの状況で、リスク許容度並びにリスク感応度は異なってきます。


マネーデザインでは、おひとりおひとりの異なるニーズをきちんとお聞きした上で、 複数の生命保険会社の商品からその方にあった生命保険をご提案してまいります。


生命保険には、押さえておきたいポイントがいくつかあります。それを以下にご紹介していきます。

生命保険のキモ 1 解約返戻金

生命保険加入時に、あまり気にしない解約返戻金です。代表的な3つの保険の解約返戻金を見ていきましょう。


その前に、生命保険のパンフレットにこのような表が記されていることがよくあります。 この長方形の高さが、保険金額と呼ばれるもので、死亡時、高度障害時、などに下りる保険金を表します。


さらに解約返戻金とは、毎月の掛け金とは異なり、それを解約した時点でいくら返ってくるかが、加入時点で分かります。 これが分かるものが、生命保険設計書です。


特徴的なのは、真ん中の養老保険です。これは満期を迎えた時点で、解約返戻金と保険金額が一致します。


なぜ、この解約返戻金がキモとなるのでしょうか。2つのケースを見ていきましょう。


① 法人保険で使うケース
まず、保険は法人が契約者となることもできます。生命保険の一つの機能として、 法人が簿外資産を持つことを目的とするケースがあります。


その時、解約返戻金を上手に使うことにより、企業の財務戦略に使うことが可能となります。


② 相続税対策で使うケース
生命保険は、相続対策としてもとても有効な商品です。言い換えれば、生命保険は、 相続のラストリゾートとも言えるものです。


この時、キモとなるのが解約返戻金です。基本的には解約返戻金が、生命保険の相続税評価額となります。 これを上手に使いながら、相続税の納税資金準備、相続税対策を行っていきます。


生命保険のキモ 2 保険の契約者、被保険者、受取人

生命保険には、3種類の人が出てきます。


契約者⇒保険料を払う人
被保険者⇒保険金支払いの原因となる人
保険金受取人⇒保険事由発生時に保険金を受け取る人


まず、この3人をおさえます。


さらに、相続発生時には、この3人のパターンによって、かかる税金の種類が異なります。

特に相続税対策で生命保険を使う際は、この図によりかかる税金の種類が異なります。 ということは、最終的に支払う税金の金額も異なります。


したがって、加入時にこの3者を誰にするか、しっかり設計する必要があるのです


50歳の節目に生命保険の見直しを

50歳は、人生100年の折り返し地点です。今後のセカンドライフをいかに充実したものにするか、お ひとりお一人の考えと行動にかかってきます。


これを機会に、生命保険の見直しをすることで、


無駄な保険の整理することで、保険料を低減する
より充実した内容の保険への乗り換え
セカンドライフに照準を合わせた保障へ変更

ができます。この50歳という節目に、生命保険の見直しを行ってみませんか。