50歳からのライフデザインを考える
50歳は、人生100年時代の折り返し地点です。これから豊かなセカンドライフを送るために、様々なことを改めて考えていくタイミングでもあります。
すべての基本となるライフ・デザインを考えてみても、
お子様の進学
ご両親の介護
老後のライフプランニング
不動産の考え方(自宅リフォーム、賃貸から持ち家、親の家への同居、
コロナをきっかけとした地方移住や海外移住など)
など、考慮する項目が数多く上げられます。
特に今まで男性の場合は、仕事一筋で来た場合、お子様やご両親などご家族との関係、 セカンドライフを誰とどこに住むか、趣味を生かした生き方をしていくか、 そして何より、セカンドライフの目標を再設定すること、などが大切です。
また、おひとり様の場合、これからのセカンドライフをどう充実し、不安解消に努めるかも大事な視点です。
さらに、50歳以降のキャリア・デザインも考えていく必要があります。 50歳になると、役職定年、子会社への出向など、今まで以上に考える事柄が増えて来ます。
定年(60歳なのか・65歳なのか、60歳以降は再雇用なのか)
役職定年はあるか
子会社、関連会社への出向はあるか
また、今回のコロナウィルスのように全く予期せぬ環境の変化により、思い描いていた
キャリアと異なる道を進まざるを得ないこともあるかもしれません。
予期せぬ事態が起こっても、事前の準備や心構えを持つことで、心に余裕が生まれます。
そして、豊かな人生を送るために、必要なマネー・デザインも、考えていきたいところです。
企業年金 iDeco を使った資産運用の考え方や見直し
健康に不安を感じる世代として、今加入している生命保険が機能するのか
日常生活に発生するライフイベントに対応する預貯金
退職金の試算と運用(年金でもらうのか一時金でもらうのか)
老後生活費の試算と公的年金、私的年金を使った取り崩しの考え方
親世代からの相続・贈与
最近のコロナウィルスの出現で、新しい生活様式が求められてきました。これは、極論すれば、全人類に求められている ニューノーマルな世界です。新たな変化に対応できるものだけが、サバイブできる厳しい社会になるかもしれません。
50歳を、セカンドライフをじっくり考える機会ととらえ、今後の人生を再設計してみてはいかがでしょうか。